様々な看護師の働き方

看護師には院内勤務だけではなく、患者の環境に応じるた様々な仕事があります。

エスコートナースという仕事は、自力で移動が不可能な患者、または移動の途中で治療や処置などの必要がある患者に付き添い、希望の病院へ患者を運ぶのが主な仕事で、搬送看護師とも呼ばれます。
仕事の内容は、仕事や旅行で海外に赴いた時にケガや病気をした患者が日本に治療のために帰国しなければならなくなった時、処置や状態管理を行いながら道中を付き添います。
緊急の場合が多く、逆に日本でケガや病気をした海外の患者を搬送することもありますので、語学に堪能な方に向いています。

フライトナースは、普段は救急看護師として院内で働き、ドクターヘリの要請が来た時にフライトドクターと一緒にドクターヘリに搭乗する看護師です。
緊急を要する仕事で、患者の詳しい情報が分からないままスピーディーに的確に処置や介助をこなす必要があり、救急や無線に関する資格などが必要です。

ツアーナースは、修学旅行や合宿、バスツアー旅行などに同行する看護師で、旅行者のケガや体調不良に対する応急処置や看護、投薬を管理することなどが求められます。
看護師一人で患者の状態の判断をすることが多く、場合によっては近くの病院に搬送・付き添うこともあります。

3つの勤務形態に共通しているのは看護師としての豊富な経験で、ある程度の勤務経験や実績などが必要な仕事であり、患者や旅行者の健康・命を守る重要な仕事です。
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