十分に現場経験を積み、自分だけでも適切な対応をできるようになった看護師には、活躍の場が多数あります。
看護のプロとしての職能を発揮して達成感のある仕事をしたいという方からよく憧れを持たれている仕事として代表的なのが、エスコートナースとフライトナースです。
エスコートナースは、世界を股にかけて働きたいという方や、飛行機に乗って世界中を駆け巡りたいという旅好きの方からも注目されることがよくあります。
エスコートナースは主に患者を海外から国内に搬送する際に付き添い適切な管理を行うのが仕事であり、海外からのフライト中にトラブルが発生したときにはその場で適切な応急処置を行うことが求められます。
海外の病院を出発してから国内の病院に送り届けるまでは気を抜くことができない仕事ですが、無事に患者を送り届けられたときには確かな達成感を得られるのが魅力です。
一方、フライトナースはドクターヘリを出動させる際に同伴し、ヘリの中で医師のサポートを行いつつ搬送先の病院に容態についての情報を提供して治療の準備をさせるのが仕事になります。
切迫した状況での一時的な仕事になりますが、治療が成功すると活躍した実感を得ることが可能です。
この2つは責任の重さが重圧になりがちであり、もう少し負担が少ないツアーナースもよく着目されています。
大きなトラブルを発生させることなくツアーを終わらせるだけで、安堵感に包まれることができる仕事です。